2025.05.01 今月のおすすめ書籍(2025年5月)

 

おすすめ新刊紹介「文庫」

街とその不確かな壁 上

出版社 新潮社
発刊日付 2025年5月
著者 村上春樹
本体価格 990円(本体900円+税)
ISBN 9784101001784
十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、〝街〟 について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。<古い夢>が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。

 

街とその不確かな壁 下

出版社 新潮社
発刊日付 2025年5月
著者 村上春樹
本体価格 935円(本体850円+税)
ISBN 9784101001791
〈夢読み〉として幻想の街にとどまるのか、〈影〉を取り戻して壁の外に立ち戻るのか――孤独な心を抱えながら現実世界で四十五歳になった主人公の「私」は、ある夜の夢に導かれ、会津の山間(やまあい)の小さな町に向かい、図書館長の職に就いた。ベレー帽にスカート姿の前館長子(こ)易(やす)老人の幽霊、〝街〟の地図を携えた〝運命の少年〟の出現……魂を深く静かに揺さぶる村上文学の迷宮へ。

 

おすすめ新刊紹介「新書」

「頑張れない」子をどう導くか

出版社 筑摩書房
発刊日付 2025年5月9日
著者 宮口幸治 田中繁富
本体価格 990円(本体900円+税)
ISBN 9784480076861
「やらない」「できない」のは、
大人のせい⁉

やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。

【本文より】
…本書の一番の目的は、さまざまな理由で頑張れない子どもたちのやる気に少しでも繋がるように、我々大人ができることを考えていくことです。それに先立ち、やる気に繋がる3つの段階というものを仮定してみました。それが本書の軸となっている“見通し”、“目的”、“使命感”です。…

 

人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

出版社 日経BPマーケティング
発刊日付 2025年5月27日
著者 今井むつみ
本体価格 990円(本体900円+税)
ISBN 9784296124381
『言語の本質』『学力喪失』今井むつみ氏が慶応SFCの最終講義で語った事とは。AI時代を生き抜く為の認知科学の思考法がわかる本

 

おすすめ新刊紹介「一般書」

仕事は楽しいかね?[新版]

出版社 英治出版
発刊日付 2025年5月9日
著者 デイル・ドーテン (著), 野津智子 (翻訳)
本体価格 1,980円(本体1,800円+税)
ISBN 978-4862763518
シリーズ2作で累計37万部突破!
ベストセラーシリーズが待望の復刊。
深夜の空港、吹雪で足止めされた主人公は、謎めいた老人マックスと出会う。
ある問いかけから始まった、一晩限りの講義──「仕事は楽しいかね?」

退屈な毎日を過ごしていた主人公に、マックスは朗らかに語りかける。
「試してみることに失敗はない」
「明日は今日と違う自分になる、だよ」

目標に縛られず、試し続けた先に、想像を超えた未来が待っている。
行き詰まりを感じたときにこそ、手に取りたい一冊。

【復刊の変更点】
・加筆修正された本文を新訳でアップデート
・挿絵の追加
・仕事に役立つツールも掲載!

 

おすすめ新刊紹介「人文書」

書物の時代 読書がひらいた日本近世

出版社 岩波書店
発刊日付 2025年5月26日
著者 若尾 政希
本体価格 3,960円(本体3,600円+税)
ISBN 978-4000616997
一七世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知を共有する〈書物の時代〉の到来である。今日まで続くこの大変革は、読書という営みを通して心を治め、家の存続を願い、世界と自己との関係性を問う、「思想主体」としての民衆を列島各地に生みだした。「書物の思想史」を提唱してきた近世史家の重要論考を集成。

 

おすすめ新刊紹介「理工書」

数学がゲームを動かす! ゲームデザインから人工知能まで

出版社 日本評論社
発刊日付 2025年5月2日
著者 三宅 陽一郎 (著), 清木 昌 (著)
本体価格 2,530円(税込)(本体2,300円+税)
ISBN 978-4535790216
【内容紹介】
ゲーム開発の最前線で活躍してきた著者たちが、デジタルゲームにおいて、数学がどのように活かされてきたのかを、実例や歴史とともに紹介する一冊。
扱う数学は、現在大ブームを起こしている人工知能(AI)に関するもの以外にも幅広く、数学の懐の深さを実感できるであろう。
3名のゲーム開発者のインタビューや対談を加え、『数学セミナー』の連載が単行本化!

 

符号理論の数理: 線形符号と代数幾何・数論・組合せ数学の出会い

出版社 東京大学出版会
発刊日付 2025年5月26日
著者 桂 利行 (著)
本体価格 4,730円(税込)(本体4,300円+税)
ISBN 978-4130613194
データ圧縮・暗号化・誤り訂正・ネットワーキングに使用される符号理論は、現実社会への応用として重要なだけではなく、数学としても大変興味深く美しい構造を秘めている。本書は、その数学的側面に焦点を当て、理論体系や数学の諸分野への応用を解説する。

 

数理統計学史: ラプラス,ピアソン,フィッシャー,そしてベイズ統計へ

出版社 共立出版
発刊日付 2025年5月8日
著者 Prakash Gorroochurn (著), 鎌倉 稔成 (翻訳), 田中 豊 (翻訳), & 2 その他
本体価格 18,700円(税込)(本体17,000円+税)
ISBN 978-4320115781
今日のさまざまな統計手法や推定量はなぜ作られ、どのように確立したのか……
それぞれの概念が発見・発明から現代の理論にまで確立されてゆく過程を、原著論文からの引用や数式を数多く交えて、具体的かつ詳細に示すことにより、臨場感のある歴史の歩みが浮かび上がる。
数学と統計学の歴史や哲学的な論争を紹介する本書は、数理統計に関わる研究者や教育者にとって優れた参考書であり、統計的推測に関心をもつ読者にとっても有用な手引書となる。

本書では、現代における数理統計学の礎を築いた巨人たちがぶつかりあい、自分たちが考える確率とは何か、誤差とは何か、誤差を含むデータから正しく推論するためにはどうしたらよいか、などの論争から、彼らが何を思い、何を考え、何を目指したのか、が詳細に示される。
確立された統計的手法というものは、洗練されている反面、隙がなく無味乾燥としている。しかし、歴史的な経緯をたどれば、それぞれの手法や概念の定義が、もともとは不完全で、証明もされておらず、どのように解釈すればよいのか、混乱とともに生まれてきたことがわかる。斬新なアイデアであるほど、同時代の研究者からの反発や批判にさらされるが、それらの風圧のなかで研究者たちは自らの観念と正しさを主張することによって、現代の確立された姿に磨き上げられていく。たとえば、最小二乗法の確立、検定の発明、無作為化の有用性などが形作られてゆく様は感動すら覚える。
翻訳にあたって、訳者による注釈を豊富に追加し、歴史を追えるように人物と用語の索引を構成した。さらに、翻訳書独自の付録として人物年表をつけ、人物の時代関係や統計概念の推移が一望できるようにしている。

 

データ分析の基礎-生成AIではじめる統計・データサイエンス

出版社 東京図書
発刊日付 2025年5月14日
著者 日本統計学会統計教育分科会 (編集)
本体価格 2,860円(税込)(本体2,600円+税)
ISBN 978-4489024405
ChatGPTのような、データ分析を対話型で実行し分析の深堀りを支援する生成AIが登場したことで、
これまでとは異なるアプローチでデータ分析が可能になりました。
本書では、このようなChatGPTの活用法を具体的な実行事例で紹介し、
会話を通じてデータ分析をどのように行えるかを学んでいきます。
従来の統計ツールとは一線を画す新しいデータ分析の形を体験し、
デジタル時代の新しいデータに基づく思考法を身につけるきっかけとなる、データ分析の入門書です。

 

改訂新版 すぐわかる複素解析

出版社 東京図書
発刊日付 2025年5月14日
著者 石村 園子 (著), 畑 宏明 (著), 四之宮 佳彦 (著)
本体価格 2,860円(税込)(本体2,600円+税)
ISBN 978-4489024436
大学2・3年生のための、複素解析の入門書。
他のどの本よりも、やさしい!
そして、読みやすい!
複素解析の基本の考え方がきちんと理解でき、必要な計算が身につきます。
まず、高校の内容の復習から始め、複素数平面や掛け算の意味の理解を深めます。
指数対数、三角関数を複素数に拡げたのち、微分、そしてコーシー・リーマンの方程式を理解します。
線積分の定義を押さえたのち、コーシーの積分定理、コーシーの積分公式、
テイラー展開・ローラン展開、留数定理等の、意味と使い方を学びます。
初心者の読者が感じるちょっとした疑問は、イラストのセリフのアドバイスで解決できます。
演習にはPOINTを新たに加えました。
問題の解き方や計算は、書き込み式で身につきます。
初版から20年。多くの読者に支持され続けてきた名著の、改訂新版。

 

復刻版 ベクトル解析からの幾何学入門

出版社 現代数学社
発刊日付 2025年5月24日
著者 千葉 逸人 (著)
本体価格 3,080円(税込)(本体2,800円+税)
ISBN 978-4768706657
本書は,3次元空間の曲線や曲面,微分積分学を中心に物理学や工学への応用を紹介しています. 各章末には発展的な話題や微分幾何学,位相幾何学を取り上げ,オイラーの多面体公式やオイラー・ポアンカレの定理も紹介.数学の奥深さと魅力を存分に感じられる一冊です. [内容]ベクトルの内積と外積/曲線論/曲面論/勾配(grad)/発散(div) と回転(rot)/ポテンシャル論/線積分と面積分/積分定理/微分形式からの曲面論/ガウス・ボネの定理/オイラー・ポアンカレの定理他

 

定理の花束 ~数学を支えるささやかな定理たち

出版社 技術評論社
発刊日付 2025年5月19日
著者 原 啓介 (著)
本体価格 2,420円(税込)(本体2,200円+税)
ISBN 978-4297148409
数学の証明には、定理や公理を使います。その定理や公理を証明するために、また別の定理たちを使うことがあります。本書は、そういった数学を支える縁の下の力もちのような存在として、数学になくてはならない小定理たちを紹介します。さまざまな分野の定理たちが登場しますので、気になったものからお読みになってみてください。
そして、それが現代数学をどう支えているのかをぜひ実感してください。
取り上げる定理は、ロバの橋、九点円定理、ピックの定理のほか、有名なオイラーの多面体定理、微積分学の基本定理など盛りだくさんです。

 

対話・微分積分学 復刻版

出版社 現代数学社
発刊日付 2025年5月24日
著者 笠原 晧司 (著)
本体価格 3,960円(税込)(本体3,600円+税)
ISBN 978-4768706664
微分積分学の理論がどのように形成されたかに重点を置き,直感的でわかりやすい解説をしています. 抽象的な概念は簡潔に解説され,他の書物でも理解し易いよう工夫されています. 初心者から再学習者までご利用頂ける復刻版です. [内容]実数とは/微分と微分係数/平均値の定理の周辺/無限小/原始関数と微分方程式/一様収束/陰関数/常微分方程式の解/無限級数/解析性/積分のいろいろ/多重積分/積分の変数変換/広義積分/ガンマ関数/ベクトル解析/正則関数/フーリエ級数/直交関数系/積分変換

 

森羅万象を数学で —幾何学から日常の不思議へ

出版社 現代数学社
発刊日付 2025年5月24日
著者 西山 豊 (著)
本体価格 3,520円(税込)(本体3,200円+税)
ISBN 978-4768706640
本書は日常的なテーマを数学的に考察し,独自の視点で数学の面白さを伝えます.著者の研究と独創的な視点が光り,読者が自然と数学に魅力を感じる ことができる書です. [内容]相似変換の不動点/周長と面積が同じ図形/ベンハムのコマ/柔らかい幾何学/書字方向の数理/52 巡回トランプ/ストロー笛の数理/美しい定理/短調について考える/確率のパラドックス赤と黒のゲーム必勝法/単位分数の和が1/クルスカルの原理/三角形三色問題/指ハブの数理/プロイズヴォロフの恒等式/3 つの角の和が直角/トレミーの定理の応用/ 他

 

ジー先生の場の量子論 応用編 (2)

出版社 丸善出版
発刊日付 2025年4月30日
著者 原田 恒司 (翻訳), 筒井 泉 (翻訳)
本体価格 5,500円(税込)(本体5,000円+税)
ISBN 978-4621310335
素粒子理論や物性理論の研究に欠かせない場の量子論。

本書は、「場の量子論を学ぶさいに初めに読む本」として世界中で高い評価を受ける人気テキストの待望された翻訳版。明快な解説で、場の量子論のエッセンスを学ぶことができる。

素粒子や物性への応用にも触れ、量子力学を学び終えたばかりの入門者から専門家まで幅広く関心を引く一冊。また、場の量子論の近年の新たな発展も扱う貴重なテキストである。

「応用編」では物性・素粒子への応用を解説する。

 

ミクロの水泳教室──驚きの流体ワールドへようこそ (岩波科学ライブラリー 333)

出版社 岩波書店
発刊日付 2025年5月22日
著者 石本 健太 (著)
本体価格 1,540円(税込)(本体1,400円+税)
ISBN 978-4000297332
ミクロの世界の生き物たちは泳ぎの達人だ。SFのように私たちが小さくなってミクロの世界でバタ足をしても、実はまったく進まない。ミクロの探検隊員になって、微生物からマイクロロボットまで流体力学を駆使した「泳ぎ」の秘密を探る。数学・物理・生物・化学がダイナミックに融合する最先端科学の現場へようこそ!

 

岩波講座物理の世界 量子力学3 古典と量子の間 (岩波オンデマンドブックス)

出版社 岩波書店; オンデマンド版
発刊日付 2025年5月12日
著者 首藤 啓 (著)
本体価格 2,200円(税込)(本体2,000円+税)
ISBN 978-4007315633
量子力学は古典力学を内包すると教科書にはある、それを具体的に示せと言われたらどうすればよいか。ニュートン方程式とシュレーディンガー方程式をどんなに見比べていても答えは出てこない。はたして両者の根本的な違いは何か。それに答えるのが本書の目的だ。初学者にも量子論をわかったつもりの人にも好適な一冊。

 

行間がしっかり埋まった 驚くほどていねいな解析力学 (KS物理専門書)

出版社 講談社
発刊日付 2025年5月29日
著者 渡辺 宙志 (著)
本体価格 3,520円(税込)(本体3,200円+税)
ISBN 978-4065395653
「式変形してなにが嬉しいのか」を徹底して解説。一つ一つ納得しながら、解析力学を学ぶ意義が伝わる一冊。

【目次】
第1章 解析力学の概観
第2章 数学的準備
第3章 ニュートンの運動方程式
第4章 仮想仕事の原理
第5章 ハミルトンの原理
第6章 変分原理
第7章 ラグランジュ形式の力学
第8章 ハミルトン形式の力学
第9章 位相空間とリュービルの定理
第10章 正準変換
第11章 ポアソン括弧
第12章 対称性とネーターの定理
第13章 微分形式
第14章 解析力学から量子力学へ
第15章 演習問題

 

スピン流の物理 (KS物理専門書)

出版社 講談社
発刊日付 2025年5月29日
著者 塩見 雄毅 (著)
本体価格 4,180円(税込)(本体3,800円+税)
ISBN 978-4065395738
4 年生でスピントロニクスや磁性の実験室に配属された学生がスピン流の基礎物理を勉強できる本!

本書では、スピン(磁気モーメント)の基礎から順を追って説明し、研究に必要なスピン流の基礎物理を解説。
必要以上に難解に書くのではなく、全て式を追えるレベルにした。実験の原理もていねいに説明。理論と実験の両方の知識が身につく。

 

中性子散乱入門 (KS物理専門書)

出版社 講談社
発刊日付 2025年5月29日
著者 柴山 充弘 (著)
本体価格 6,050円(税込)(本体5,500円+税)
ISBN 978-4065395660
分子系を始めとするソフトマターの構造とダイナミクスの研究者(院生、大学研究者、企業研究者)に向けた、第一人者による解説書。

第1章 序章
第2章 散乱の物理数学
第3章 中性子の基礎
第4章 小角中性子散乱
第5章 中性子反射率
第6章 中性子準弾性散乱
第7章 中性子イメージング
第8章 中性子計測法と中性子散乱施設・実験装置

 

現代固体物理学入門

出版社 共立出版
発刊日付 2025年5月26日
著者 Amnon Aharony (著), Ora Entin-Wohlman (著), & 1 その他
本体価格 8,140円(税込)(本体7,400円+税)
ISBN 978-4320036284
本書は、大学4年生以上のレベルで「固体物理学」に興味を持つ読者を対象とした教科書である。「固体物理学」は凝縮系(物性)物理学、物質・材料科学、材料分析などの先端的な研究の基礎となる学問で、主な大学では主要なカリキュラムに採用されている。一方で、この分野に関して高い評価を得ている(翻訳)教科書はいくつかあるものの、扱っている内容が多少古い、独習する目的にはあまり適していないなど課題があった。
本書は、(1) 固体の結晶構造、放射線散乱、結晶の結合原理、格子振動、電子状態等のテーマに絞り込んでいる、(2) 本文と同程度の分量の演習問題、自己理解の評定のための問題とそれへの解答が記載されており、自習書として最適である、(3) 準結晶、ソフトマターやメゾスコピック系物性など現代的なトピックを取り入れており、また具体例としても高温超伝導体材料のペロブスカイト系やグラフェン、低次元電子物性などについても触れられていてより現代的な内容であるなど、これまでの教科書にはない特徴が盛り込まれた固体物理学の教科書である。

 

密度汎関数法による量子化学計算 (KS化学専門書)

出版社 講談社
発刊日付 2025年5月29日
著者 常田 貴夫 (編集), 武次 徹也 (編集)
本体価格 5,500円(税込)(本体5,000円+税)
ISBN 978-4065396780
DFTの基本からはじめて、エネルギー、スペクトル、反応経路、励起状態、大規模分子などを計算する方法をていねいに解説。基底関数や汎関数の選択から、実際の計算結果の評価まで懇切丁寧に説明。

第1章 DFT計算
第2章 応答物性計算
第3章 化学反応計算
第4章 電子励起計算
第5章 大規模分子計算
第6章 量子化学計算ソフトウェアの選択

 

基礎からの化学熱力学

出版社 朝倉書店
発刊日付 2025年5月28日
著者 日秋 俊彦 (著), 清水 繁 (著), 児玉 大輔 (著)
本体価格 2,860円(税込)(本体2,600円+税)
ISBN 978-4254250480
化学熱力学の初学者向けテキスト。高校の物理学を未履修の学生にも対応できるよう、物理学の基礎からやさしく解説した。[内容]基礎知識(さまざまな系・熱力学変数・気体の性質)/熱力学第一法則/熱容量とエンタルピー/熱力学第二法則と第三法則/自由エネルギー/相と平衡/混合物の熱力学/相平衡の熱力学/化学平衡

【主な目次】
基礎知識(さまざまな系・熱力学変数・気体の性質)/熱力学第一法則/熱容量とエンタルピー/熱力学第二法則と第三法則/自由エネルギー/相と平衡/混合物の熱力学/相平衡の熱力学/化学平衡

 

岩波講座物理の世界 さまざまな物質系4 さまざまなプラズマ (岩波オンデマンドブックス)

出版社 岩波書店; オンデマンド版 (注文から3週間)
発刊日付 2025年5月12日
著者 高部 英明 (著)
本体価格 1,980円(税込)(本体1,800円+税)
ISBN 978-4007315640
成長過程にある星では磁場によって加速されたプラズマがジェット状に噴出する。太陽は水素・ヘリウムのプラズマを巨大な重力で閉じ込め輝き続ける。オーロラ、炎、雷など。多様なプラズマ現象の背後にある物理を解説。

 

イラストで学ぶ 音声認識 改訂第2版 (KS情報科学専門書)

出版社 講談社
発刊日付 2025年5月22日
著者 荒木 雅弘 (著)
本体価格 3,080円(税込)(本体2,800円+税)
ISBN 978-4065394779
・深層学習を用いた音声認識技術の解説を大幅に加筆!
・音声認識の基本が凝縮された一冊!

【主な内容】
第1章 はじめに
第2章 音声とは
第3章 統計的パターン認識
第4章 有限状態オートマトン
第5章 ニューラルネットワーク
第6章 音声からの特徴抽出
第7章 統計的音声認識:音響モデル
第8章 統計的音声認識:言語モデル
第9章 統計的音声認識:探索
第10章 End-to-End の音声認識
第11章 事前学習モデルによる音声認識
第12章 音声対話システム

 

独習Python 第2版

出版社 翔泳社
発刊日付 2025年5月14日
著者 山田 祥寛 (著)
本体価格 3,608円(税込)(本体3,280円+税)
ISBN 978-4798189499
Python独学の“標準教科書”が
非同期、型ヒントなど新仕様を取り込んで5年ぶりの改訂!

Pythonの独学に最適な教科書として、多くの読者の支持を集めてきた『独習Python』。
プログラミング言語入門書の執筆で定評のある山田祥寛氏の執筆による信頼感をそのままに、非同期、型ヒントなど注目の新仕様を取り込んで改訂!

独習シリーズの強みである、手を動かしておぼえる(書いて実行して結果を確認する)特長を生かし、Pythonの基本的な言語仕様から、標準ライブラリ、ユーザー定義関数、オブジェクト指向構文、モジュールまで、サンプルプログラムを例示しながら詳細かつ丁寧に解説します。

プログラミングの基礎知識がない方でも、
●解説
●例題(サンプル)
●理解度チェック
という3つのステップで、Pythonでプログラミングを行う際に必要な知識・概念・機能を体系的に習得できます。

プログラミングの入門者、これからPythonで開発を始めたい初学者から、再入門者、学生・ホビープログラマまで、「一からPython言語を学びたい」「Pythonプログラミングの基本をしっかり身につけたい」という方におすすめの一冊です。

 

Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 第3版

出版社 翔泳社
発刊日付 2025年5月21日
著者 寺田 学 (著), 辻 真吾 (著), 鈴木 たかのり (著), & 1 その他
本体価格 3,058円(税込)(本体2,780円+税)
ISBN 978-4798191027
【本書の概要】
本書はデータ分析エンジニアに必要な
以下の基礎知識について
サンプルを交えながら丁寧に解説します。
 

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