2026.04.02 今月のおすすめ書籍(2026年4月)

 

おすすめ新刊紹介「文庫」

原田マハ、アートの達人に会いにいく

出版社 新潮社
発刊日付 2026年3月30日
著者 原田マハ
本体価格 880円(本体800円+税)
ISBN 9784101259659
憧れのあの人に会いたい、会って話を聞いてみたい。その思いが翼になり、私は達 人たちに会いに翔んでいった。どの人との対話も私の道を照らしてくれた。それが本 書を読んだあなたの道も必ず照らしてくれると信じている。(あとがきより)
あの人に会いたい。会って話を聞きたい。ピカソ、ゴッホ、モネ、ルソー……数々の歴史に名を残す芸術家の人生を描いてきたアート小説の名手・原田マハが、谷川俊太郎/竹宮惠子/安藤忠雄/山田洋次……現代を生きるアートの達人たち33人に、会いにいき、話を聞く。美術・建築・詩・漫画・写真・映画……その道を究めた先達の紡ぎ出す「金言」が、あなたの人生の航路を照らす灯台の光となる。味わい深い、珠玉の対話集。
 

おすすめ新刊紹介「新書」

日本語の書き言葉はどう変わってきたか
せめぎ合う漢字・ひらがな・カタカナ

出版社 中央公論新社
発刊日付 2026年4月23日
著者 釘貫亨
本体価格 1,078円(本体980円+税)
ISBN 9784121029058
「お値打ちセール20%OFF!」
日本語では漢字・ひらがな・カタカナ、それにローマ字まで同じ文に共存しているが、これほど複雑な文字体系は世界に類を見ない。
漢字からひらがなやカタカナが生まれたが、それらは独自に発展してきた。
やがて藤原定家がひらがな文に漢字を所々に混ぜ、仏教説話で漢字カタカナ交じり文が生まれた。
今ではひらがな文が圧倒的に優勢となった。
文字が生んだ多様で高度な文化社会の変遷を辿る。
 

おすすめ新刊紹介「一般書」

生命科学者、定年後に畑にハマる 実践・知的菜産の技術

出版社 幻冬舎
発刊日付 2026年4月8日
著者 仲野徹
本体価格 1,980円(本体1,800円+税)
ISBN 9784344045620
美味い! 楽しい! 体にいい! 頭にも効く!家庭菜園は最高の生きがいだ。

矢野顕子さん(ミュージシャン)推薦!
野菜は地球の力と人間の工夫とで作るものだと、この本から学びました。
しかも美味しいときてる。

成毛眞さん(元日本マイクロソフト社長)推薦!
なにわ男のユーモア×学者の知的好奇心。いままでにない面白すぎるエッセイだ。このおっちゃん天才だわ!

野菜嫌いの学者が、定年後、荒れた庭を舞台に”家庭菜園”という実験に挑む!
”荒れ放題、ミニジャングルと化していた畑を開墾”
”家庭菜園で野菜を作るのは果たしてお得なんやろか?”
”ChatGPT様は家庭菜園の救世主になるのか”
”生来の野菜嫌いを野菜好きに変えた、驚きのいいことずくめ”
種まきや収穫の喜びから、55種類の野菜の雑学まで。
野菜作りをしている人はもちろん、野菜づくりをしたことのない人も楽しめる、汗と涙?とユーモアの痛快エッセイ。
 

斜め45度の処世術

出版社 CEメディアハウス
発刊日付 2026年4月17日
著者 小川哲
本体価格 1,650円(本体1,500円+税)
ISBN 9784484221595
小川哲、初エッセイ!
世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る
苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術

「今日暑いですね」という雑談は意味がなさすぎて恥ずかしく、「とりあえず生」は思考停止に思えて腹が立つ。暦という恣意的なシステムが更新されるだけの正月になんの価値があるのか……「そんなことを気にするのはお前だけだ」と言われるこの世の中は作家にとってどうも住みづらい。そんな日々のモヤつきのかわし方を「ひねくれ界のひねくれ者」の独特な視点で綴るショートエッセイ集。
 

コズミック・ガール 宙わたる教室

出版社 文藝春秋
発刊日付 2026年4月22日
著者 伊与原新
本体価格 1,980円(本体1,800円+税)
ISBN 9784163920955
伝説の「科学部」がよみがえる――
NHKドラマ化で話題沸騰&大ヒット『宙わたる教室』待望の続編!

さまざまな背景を持つ生徒が集う、東新宿高校定時制。
理科教師の藤竹を中心に結成された「科学部」は、かつて「火星のクレーター再現実験」に取り組み、学会の高校生セッション優秀賞、JAXAとの共同研究と快挙を成し遂げた”伝説”になった。
その6年後、顧問の藤竹は去り、科学部は消滅していた。ある事情で私立の超進学校から定時制に転入してきた飯星佐那は、科学部を復興しようともくろみ、勧誘活動を開始する――。
岳人や佳純など、かつての科学部メンバーも再登場。彼らの思いも背負って、新生・科学部が走り出す!

「泣ける青春科学小説」として絶賛された前作を上回る感動がここに。
『藍を継ぐ海』で直木賞を受賞した伊与原新さんがおくる、科学に触れる喜びにあふれた傑作長編!
 

おすすめ新刊紹介「人文書」

クリティカル・ワード デザイン理論 問題解決と未来構想の先へ

出版社 フィルムアート社
発刊日付 2026年4月15日
著者 水野大二郎 (編集, 著), 水内智英 (編集, 著), 山崎泰寛 (編集, 著), 岩嵜博論 (著), 大家慎也 (著), 川勝真一 (著), 中山郁英 (著), 七沢智樹 (著), 長谷川愛 (著), 原島大輔 (著), 吉本憲生 (著)
本体価格 2,420円(本体2,200円+税)
ISBN 9784845925070
ままならない世界の広がりをとらえる
進化するデザイン論の現在地

8つの論点と8つの分野、64のキーワードで
複雑化する〈現代〉がみえる、わかる、つながる
誰もがデザインする時代に必携の入門書!

現代の「デザイン」は、気候変動やパンデミック、多様な人々の尊厳、持続可能性など、さまざまな問題を抱える社会に対応すべく、その射程を広げ複雑化しています。デザインはかつてのように製品やメディア、サービスなどの具体的な対象に関する造形的・視覚的な設計にとどまらず、企業の経営や行政的な政策、情報技術から組織運営、顧客体験まで、幅広い課題に対するソリューションをもたらす戦略的な営為として位置づけられるようになっており、それは次々と提案される「××デザイン」といった理論や多岐にわたる社会的実践として現れています。

本書はそうしたデザインをめぐる錯綜した現在の状況を俯瞰し複雑なままにとらえながら、種々のデザイン的思考・手法がどういった望ましい未来を志向しているのかをキーワードを軸に概観していきます。私たちが今いる複雑な世界を理解することにはままならなさが付き纏いますが、その世界が要請する多様な期待やニーズ、関連する多数の主体に向き合うことで、デザインには現状をありうべき望ましい世界へと変えていく力がある──デザイナーだけでなく誰もがそういった世界をデザインしていく第一歩として、今そしてこの先のデザインの広がりをつかむために最適の一冊です。
 

おすすめ新刊紹介「理工書」

解析をまなぶ: 微分・積分から微分方程式へ (早稲田大学全学基盤教育シリーズ)

出版社 共立出版
発刊日付 2026年4月3日
著者 高木 悟 (著), 上江洲 弘明 (著)
本体価格 2,860円(税込)(本体2,600円+税)
ISBN 978-4320115187
解析的手法は経済学・経営学などの社会科学でも重要なツールとされる。たとえば経済・経営などの現実社会における極値問題は、特定の条件や制約の下において極値や最大値・最小値を求めるものだが、これには初等解析学が深く関わる。本書は、経済・社会科学系、その他文系学生を主な対象とし、微積分の初歩にはじまり、偏微分の初歩、微分方程式とはどういうものか、微分方程式の解き方・つくり方、応用例までを広く扱う。丁寧でわかりやすい解説と問題演習を通して、社会に出てから必要となる「数学的思考力」を養うとともに、大学での数理系科目修得への橋渡しともなることを目指す。
 

手を動かして学ぶ気象学 数式演習110(I): 数学/物理学の準備・基礎方程式・浅水系・重力波・地衡風
手を動かして学ぶ気象学 数式演習110(II): 熱力学・湿潤大気・慣性重力波・ロスビー波・赤道波・準地衡風系

出版社 朝倉書店
発刊日付 2026年4月30日
著者 神山 翼 (著)
本体価格 3,300円(税込)(本体3,000円+税)
ISBN Ⅰ巻:978-4254161410  Ⅱ巻:978-4254161427
●気象学の基礎となる数理を演習形式で学ぶ
●必要な予備知識は高校卒業程度
●数学・物理それぞれの基礎から解説し,気象学で出てくる数式の理解につなげる
●豊富な例題・演習問題を紙と鉛筆で解く

●I巻では基礎方程式の理解を目指す
●II巻では基礎方程式から始め大規模場の予報の理解を目指す
 

数学のとびら 線形空間

出版社 裳華房
発刊日付 2026年4月6日
著者 川上 裕 (著)
本体価格 3,520円(税込)(本体3,200円+税)
ISBN 978-4785312114
数学を志す学部2年生以上を対象に、1年生で学ぶ線形代数学の続論として、より抽象的・理論的な視点から、ジョルダン標準形の理論をはじめとした線形空間論の標準的内容を解説した入門書。
本書ではまず、線形空間の定義と「部分空間」「直和」などの基本概念を説明し、線形写像の基本的性質、とくに線形写像とその行列表現との関係について詳しく述べる。そのうえで、表現行列を簡単にする「標準化」の理論として、線形変換の対角化、そしてジョルダン標準形を、具体的な計算例とともに丁寧に解説する。最終章では計量線形空間を扱い、正規直交基底の構成や正規変換の対角化などを紹介する。
理論の構造や意味を明確に理解してもらえるよう、本書全体を通して丁寧かつ段階的な記述を行い、理解を確認するための「発展問題」を精選して各章末に収録、すべてに詳しい解答を与えた。線形代数学を改めて体系的に学びたい人や大学院の数学専攻を目指す人にはとくにおすすめの好著である。
 

復刊 リー群論

出版社 共立出版
発刊日付 2026年4月21日
著者 杉浦 光夫 (著)
本体価格 15,400円(税込)(本体14,000円+税)
ISBN 978-4320116078
◇ 共立出版100周年記念 復刊リクエスト書籍(第1弾)◇

微積分、線形代数、代数学と位相空間論のごく基礎的な事柄だけを基礎知識として仮定し、リー群論の基礎的な部分をself-containdに解説

本書は、リー群論の基礎的な部分を解説したもので、リー群とリー環の対応を与えるリー理論を扱う。
本書は、self-containedとなるように努めた。この本を読むための予備知識としては、微積分、線形代数の他は、代数学と位相空間論のごく基礎的な事柄だけを仮定している。代数では、群、環、体と準同型写像の定義程度、位相空間については、定義とコンパクト空間の基本性質ぐらいを仮定する。それを越える知識を用いるときは、本文または付録で説明した。
本書では、なるべく余分な概念を用いることを避けて、単刀直入にリー群に接近するように心がけた。(まえがきより)
※『リー群論』は2000年初版発行後、長年にわたり多数の読者にご愛読いただいてまいりました。本書は、多くの読者からの復刊のご要望を受け再発行するものです。
 

ホモロジー代数

出版社 森北出版
発刊日付 2026年4月16日
著者 佐藤隆夫 (著)
本体価格 4,950円(税込)(本体4,500円+税)
ISBN 978-4627063914
現代数学の多くの分野で不可欠となっているホモロジー代数,その本格的入門書.
環と加群から始めて,環上の加群に対するチェイン複体とホモロジー群の定義,TorとExt,普遍係数定理とキュネットの公式,そしてスペクトル系列と,ホモロジー代数の基礎事項をひとつずつていねいに解説します.
初学者にとってハードルが高くならないよう,あえて圏論を導入せず,またホモロジーとコホモロジーの双方をきちんと記述し,正面から取り組みます.
ホモロジー代数にはさまざまな応用先が存在しますが,広く浅く網羅するのではなく,リー代数の(コ)ホモロジーを取り上げて,具体例や計算方法などを詳しく解説します.
すでにホモロジー代数の基礎を学んだことがある読者にもおすすめです.
 

応援ブック 手を動かしてまなぶ フーリエ解析・ラプラス変換:「行間を埋める」ために+詳細解答

出版社 裳華房
発刊日付 2026年4月10日
著者 山根 英司 (著)
本体価格 770円(税込)(本体700円+税)
ISBN 978-4785316112
現在、好評発売中の『手を動かしてまなぶ フーリエ解析・ラプラス変換』(ISBN 978-4-7853-1594-8、以下「親本」)のサポート情報(PDFファイル)として裳華房ウェブサイトで公開している補足資料と、補助教材「『行間を埋める』ために」および「(節末問題の)詳細解答」を小冊子としてまとめた。
これらのウェブ教材は相当の分量に及び、学習の際に手元で参照できる形にまとめてほしいとのご要望も多かったため、本書を刊行した。親本の理解をいっそう深めるための補助教材として、あわせて活用していただきたい。
 

応援ブック 手を動かしてまなぶ 集合と位相:「行間を埋める」ために+詳細解答

出版社 裳華房
発刊日付 2026年4月10日
著者 藤岡 敦 (著)
本体価格 550円(税込)(本体500円+税)
ISBN 978-4785316105
現在、好評発売中の『手を動かしてまなぶ 集合と位相』(ISBN 978-4-7853-1587-0、以下「親本」)のサポート情報(PDFファイル)として裳華房のウェブサイトで公開している補助教材「『行間を埋める』ために」と、書籍に収録している「(節末問題の)詳細解答」を小冊子としてまとめた。
これらの教材は相当の分量に及び、学習の際に手元で参照できる形にまとめてほしいとの要望も多かったため、本書を刊行した。親本の理解をいっそう深めるための補助教材として、あわせて活用していただきたい。
 

ルート系の世界

出版社 朝倉書店
発刊日付 2026年4月20日
著者 中西 知樹 (著)
本体価格 4,950円(税込)(本体4,500円+税)
ISBN 978-4254118759
代数学・理論物理において対称性を扱うための道具立てである「ルート系」の背景と基礎知識を丁寧に解説する。
【主な目次】
1. 鏡映群とルート系
2. 有限鏡映群の分類
3. 空間図形と鏡映群
4. 結晶的鏡映群とアフィン鏡映群
5. 最長元とコクセター元
6. リー代数
7. 半単純リー代数とルート系
8. カッツ・ムーディ代数とルート系
9. 一般カルタン行列の分類
10. 実ルートと虚ルート
A. 付録:ルート系のデータ
 

微分積分と線型代数の核心② —大学数学を理解するために—

出版社 現代数学社
発刊日付 2026年4月21日
著者 河田 直樹 (著)
本体価格 4,180円(税込)(本体3,800円+税)
ISBN 978-4768707005
中間値の定理は本当に自明か? 重積分と累次積分は同じか? 抽象的ベクトル空間の次元とは何か? 固有空間の次元は何を意味するか? ジョルダン標準形の本質はどこにあるのか? 「質問vs 応答」という形式で,学生が躓く箇所を徹底的に掘り下げます。 [内容]1変数関数の微分法/1変数関数の積分法/多変数関数の微分法(偏微分)/多変数関数の積分法(重積分)/微分方程式/行列と行列式/ベクトル空間と線形写像/演習と補充問題の略解
 

見てまなぶ 大学の確率・統計

出版社 裳華房
発刊日付 2026年4月6日
著者 町田 拓也 (著)
本体価格 2,420円(税込)(本体2,200円+税)
ISBN 978-4785316167
理系・文系を問わず工学部に進学した初年次学生、特に数学に苦手意識をもつ学生を想定し、確率・統計の基本的な計算ができるようになることを目標に編まれたテキスト。
例題を解きながら基礎知識が身につけられるような構成とし、計算を進めるために必要な基本事項や公式は、なるべく解説の中で丁寧に紹介した。図による説明も多く取り入れ、数学が得意でない方でも取り組みやすい工夫がなされている。
全13章のうち、まず第1章と第2章で、データの平均値や分散など、基本的な統計量の計算を学ぶ。第3章から第12章までは確率論に関する章で、確率の基本公式、事象の独立性、条件付き確率、そして、よく知られた確率分布に対する確率の計算を扱う。最後の第13章で、確率論の理論を統計学に応用した例として、母集団の平均値に対する区間推定を紹介する。
 

素粒子多体系の物理: 素粒子・原子核・物性の交差点から宇宙まで

出版社 サイエンス社
発刊日付 2026年4月22日
著者 山本 直希 (著)
本体価格 2,970円(税込)(本体2,700円+税)
ISBN 978-4781916651
素粒子物理と物性物理.両者は一見異なる方向性の物理学に見られがちであるが,素粒子の標準理論の真空を決めることさえ本質的には無限自由度の量子多体問題であり,たとえば,強い相互作用の基礎理論である量子色力学の真空では,クォークの閉じ込めなどの豊かな真空構造が現れる.本書では,素粒子・物性物理を横糸でつなぐことを目標に掲げ,(あるクラスの)多体現象を統一的に理解する道筋を示す.

【主要目次】対称性と有効理論/対称性の破れ/フェルミオン多体系の理論/素粒子の標準理論/量子色力学(QCD)の基礎/有限温度・有限密度QCDと相構造/相対論的流体力学/カイラル物質の理論/付録A 場の理論の基礎的事項
 

ブラックホールの量子論 (シリーズ理論物理の探究)

出版社 朝倉書店
発刊日付 2026年4月30日
著者 飯塚 則裕 (著)
本体価格 6,600円(税込)(本体6,000円+税)
ISBN 978-4254135343
・ブラックホールについて,その大規模構造から微視的な状態まで解説
・基礎的な定義から始め,飛躍なくていねいに解説
・一般相対論の基本を学んだ読者がさらに一歩進んだ理解を得るための専門書

【主な目次】
1. ブラックホールのいろはを学ぼう
2. ブラックホール時空と熱力学
3. ブラックホールの蒸発による情報損失問題
4. 極限ブラックホールとそのホライズン近傍時空
5. ゲージ重力対応と量子重力理論としての弦理論
6. Anti-de Sitter 空間のブラックホールとその量子統計力学
7. ブラックホールと熱化現象と量子カオス
8. 量子情報から創発するブラックホール時空
 

量子重力と超プランクスケール物理

出版社 森北出版
発刊日付 2026年4月16日
著者 浜田賢二 (著)
本体価格 7,920円(税込)(本体7,200円+税)
ISBN 978-4627171213
量子重力理論の構築に真っ向から挑む!

本書で解説する量子重力理論は,重力理論および場の量子論の基本原理である一般座標不変性と繰り込み可能性に基づいて定式化された理論で,プランクスケールを超えた世界を明らかにするために開発されたものである.
本書では,時空・重力場の量子化を実施するための具体的な方法を丁寧に示していき,インフレーションなど,数々のプランクスケール近傍から先の物理について議論する.
また,なぜ重力の量子化が必要なのか,量子重力理論が説明しなければならない物理的事象は何かなど,これまで避けられてきた物理の領域に踏み込んでいく.
 

振動・波動

出版社 裳華房
発刊日付 2026年4月30日
著者 加藤 雄介 (著)
本体価格 2,530円(税込)(本体円+税)
ISBN 978-4785324179
YouTubeでも御活躍の須貝駿貴さんとヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、読者の目線で内容を吟味していただいた、大好評「物理学レクチャーコース」の第9弾。理工系大学の学部生を主な読者対象に、様々な物理現象における振動や波動を扱った入門書。おもりや振り子、弦の振動などの力学から、電磁波や音波など電磁気学や熱力学での取り扱い、また見えないものを測る──結晶構造や分子の結合、ブラックホールの観測、地震波、地球の内部構造、MRIを用いた脳をはじめとする生体組織の機能や構造の分析──など、振動・波動の重要な応用例はたくさんある。その基礎的な知識をぜひ本書で身に付けてほしい。
 

演習しよう 物理学: これでマスター! 学期末・大学院入試問題 (ライブラリ物理の演習しよう別巻)

出版社 数理工学社
発刊日付 2026年4月6日
著者 松永 悟明, 羽部 朝男他
本体価格 3,740円(税込)(本体3,400円+税)
ISBN 978-4864811286
本書は理工系の学生を対象とした,物理の基礎4分野「力学」「電磁気学」「量子力学」「熱・統計力学」の演習書.各分野について必要最低限の問題をカバーし,物理の基礎力が涵養できるよう工夫されている.

【主要目次】【力学】質点の運動/二体系と多体系/剛体/【電磁気学】静電場/物質と静電場/定常電流と磁場/電磁誘導/マクスウェル方程式/【量子力学】シュレディンガー方程式/井戸型ポテンシャル束縛問題/調和振動子ポテンシャル束縛問題/波動関数の完全規格直交系展開/調和振動子と生成・消滅演算子/軌道角運動量/球対称ポテンシャル束縛/1次元散乱問題/行列代数と固有値問題/ブラケット記法/角運動量と昇降演算子/スピン/不確定性関係/角運動量の合成/磁場中の荷電粒子/離散スペクトル摂動論/変分法による近似計算/【熱・統計力学】熱力学を学ぶための数学/熱力学の基礎法則/熱力学の展開と統計力学の基礎
 

分析化学 基礎編<第3版> (基礎教育シリーズ)

出版社 東京教学社
発刊日付 2026年4月1日
著者 本水昌二 (著)
本体価格 3,520円(税込)(本体3,200円+税)
ISBN 978-4808230623
採用者資料
初めて「分析化学」を学ぶ高専および大学の低学年を対象に,平易な解説に加え,理解を助けるための例題と詳しい解答を付した.

化学分析の基礎であり,かつ学術的裏付けとなる分析化学において,特に重要な溶液内平衡反応およびそれに基づく化学分析法について解説した.なお,大学院生,社会人の自学自習のための参考書としても使用できるように,応用分野も含めた.

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