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今月のおすすめ書籍

今月のおすすめ書籍

おすすめ新刊紹介「文庫」 [2023年3月6日up]
■書名:蝉かえる
■出版社:東京創元社
■発刊日付:2023年2月
■著者:櫻田智也 
■本体価格:814円(本体740円+税)
■ISBN:9784488424220
■内容:

【第74回日本推理作家協会賞&第21回本格ミステリ大賞受賞】
読み終わるとため息が漏れ、
また読むことができてよかったと思う。
いつまでも読み継がれる本というのは
そういうものだろう。――法月綸太郎(解説より)

全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。彼が解く事件の真相は、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めていた──。16年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか? エリ沢が意外な真相を語る表題作など5編を収録。注目の若手実力派が贈る、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞を受賞した、連作ミステリ第2弾。


おすすめ新刊紹介「新書」 [2023年3月6日up]
■書名:2035年の世界地図
■出版社:朝日新聞出版
■発刊日付:2023年2月
■著者:エマニュエル・トッド 
■本体価格:935円(本体850円+税)
■ISBN:9784022952059
■内容:

2020年代、全世界を襲った「地殻変動」。大きく書き換わる世界地図の中に、私たちの居場所はあるのか?私たちが見ていた「グローバル化」の夢は、脆くも崩れ去った。地球に住む私たちが共有したのは、パンデミックと、歴史の針を戻したような戦争だった。ここから、世界地図は大きく塗り替わる―。世界、日本、そして「私たち」は、いったいどこに向かっているのか。世界最高の知性が、激動の近未来を大胆に予測する。
戦争、疫病、貧困と分断、テクノロジーと資本の暴走──歴史はかつてなく不確実性を増している。「転換点」を迎えた世界をどうとらえるのか。縮みゆく日本で、私たちがなしうることは何か。人類最高の知性の目が見据える「2035年」の未来予想図。


おすすめ新刊紹介「一般書」 [2023年3月6日up]
■書名:また会う日まで
■出版社:朝日新聞出版
■発刊日付:2023年3月
■著者:池澤夏樹 
■本体価格:3,960円(本体3,600円+税)
■ISBN:9784022518972
■内容:

海軍軍人、天文学者、クリスチャンとして、明治から戦後までを生きた秋吉利雄。
この三つの資質はどのように混じり合い、競い合ったのか。著者の祖母の兄である大伯父を主人公にした伝記と日本の近代史を融合した超弩級の歴史小説。
『静かな大地』『ワカタケル』につづく史伝小説で、円熟した作家の新たな代表作が誕生した。朝日新聞大好評連載小説の書籍化。


おすすめ新刊紹介「人文書」 [2023年3月6日up]

■書名:子どもたちの命と生きる 大川小学校津波事故を見つめて
■出版社:信山社出版
■発刊日付:2023年3月発刊
■著者:飯考行 
■本体価格:2,860円(本体2,600円+税)
■ISBN:9784797285048

■内容:

●わが子の命はなぜ失われたか、大川小校舎は解体すべきなのか、裁判をしたことはよかったのだろうか…「あの日」から12年たった今なお心の揺れる遺族からのメッセージ●

「学校が子どもの命の最期の場所になってはならない」。児童74名と教職員10名が犠牲になった大川小の「あの日」から、何を学ぶのか? 遺族が涙した司法の「寄り添い」…12年目にして語る遺族の手記と、未来へ託すメッセージ。【推薦】尾木直樹(教育評論家)、竹下景子(俳優)、河上正二(法学者)、大谷昭宏(ジャーナリスト)


おすすめ新刊紹介「理工書」 [2023年2月3日up]

■書名:Rで学ぶゲーム理論
■出版社:朝倉書店
■発刊日付:2023年3月3日発刊
■著者:上條 良夫・矢内 勇生(著)
■本体価格:4,180円(本体3,800円+税)
■ISBN:978-4254270242
■内容:

Rパッケージrgamerを用いたシミュレーションによる予測結果から学ぶ新しいタイプのゲーム理論の入門書。[内容]導入/同時意思決定のゲーム/逐次意思決定のゲーム/マッチング・行動調整。


■書名:証明作法: 論理の初歩から証明の実践へ
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年3月25日発刊
■著者:石原 哉 (著)
■本体価格:2,970円(本体2,700円+税)
■ISBN:978-4320114890
■内容:

本書は、「よい証明はわかりやすい」、「よい証明を書きたかったらよい証明をたくさん読むべきである」をモットーとして、数学の授業でオンザジョブトレーニングで学ぶことの多い証明の書き方について解説する書籍である。
前半では、まず論理への導入を行い、それから自然演繹と呼ばれる形式化に基づいて、日本語表現に近い形で証明の構成法をできるだけ丁寧に説明し、述語についても述べる。証明の構造の理解が容易になるよう、プログラミングで用いる字下げを活用している。
後半では、前半で学んだことをベースとして、集合に関係する様々な問題に証明を与えていく。集合演算の基本的性質など、直観的に明らかな命題にも証明を与える。関係、写像、同値関係、順序について説明し、有向完備順序についても簡単に触れ、圏論で締めくくる。
大学で証明を必要とする学生のみでなく、証明の書き方を学びたいすべての人にとって大変重宝する書籍となろう。


■書名:結び目理論: 一般の位置から観るバシリエフ不変量 (数学のかんどころ 41)
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年3月3日発刊
■著者:谷山 公規 (著)
■本体価格:2,090円(本体1,900円+税)
■ISBN:978-4320113947
■内容:

はじめての本の購入で 10%ポイントプレゼント
位相幾何学(トポロジー)の諸分野の中で、閉じた紐を結んだときにできる「結び目」や、複数の結び目が絡みあうときにできる「絡み目」といった対象を数学的に表現する分野を「結び目理論」といい、現在盛んに研究が行われている分野の1つである。
結び目を数学的に扱うときは、その「不変量」に注目していくが、その際に、結び目の不変量を統一的に記述する「バシリエフ不変量」の理論が、分野の理解に於いて非常に重要な鍵となる。
本書は、このバシリエフ不変量をわかりやすく解説していくことを目的とした書籍である。


■書名:線形の世界: 線形代数学への入り口
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年3月14日発刊
■著者:高木 悟 (著), 曽布川 拓也 (著)
■本体価格:1,870円(本体1,700円+税)
■ISBN:978-4320115170
■内容:

はじめての本の購入で 10%ポイントプレゼント
位相幾何学(トポロジー)の諸分野の中で、閉じた紐を結んだときにできる「結び目」や、複数の結び目が絡みあうときにできる「絡み目」といった対象を数学的に表現する分野を「結び目理論」といい、現在盛んに研究が行われている分野の1つである。
結び目を数学的に扱うときは、その「不変量」に注目していくが、その際に、結び目の不変量を統一的に記述する「バシリエフ不変量」の理論が、分野の理解に於いて非常に重要な鍵となる。
本書は、このバシリエフ不変量をわかりやすく解説していくことを目的とした書籍である。


■書名:物理学の理論的系譜 -全分野を3系列に分けそれらの相互連関を論ずる
■出版社:吉岡書店
■発刊日付:2023年3月20日発刊
■著者:菅野礼司、南原律子 (著)
■本体価格:4,400円(本体4,000円+税)
■ISBN:978-4842703787
■内容:

物理学の全分野は三つの系列に分類できることを示し、その論拠を論理的・歴史的に展開することで、各分野の相互連関を提示する。


■書名:物理のためのデータサイエンス入門 (KS物理専門書)
■出版社:講談社
■発刊日付:2023年3月31日発刊
■著者:植村 誠 (著)
■本体価格:2,860円(本体2,600円+税)
■ISBN:9784065309933
■内容:

いま物理学と密接に関わるデータサイエンスの世界に飛び出そう! 統計の初歩から、ベイズ推定、MCMC、さらにはニューラルネットまで、初めて活用する人に向けて物理学者ならではの視点で解説。付録にPythonコードを付した。


■書名:場の量子論と統計力学 増補
■出版社:日本評論社
■発刊日付:2023年3月30日発刊
■著者:江沢 洋 (著), 新井 朝雄 (著)
■本体価格:13,200円(本体12,000円+税)
■ISBN:978-4535789654
■内容:

古典統計力学的な方法を主題に、場の量子論を組織立てて解説する。「対称性の自発的破れ」の数理に関する論述を新たに加えた増補版。
【目次】
第1章 場の量子論―スケッチ
第2章 場の量子論の公理系
第3章 数学的準備
第4章 自由場の量子論
第5章 格子スピン系の統計力学
第6章 鏡映正値性の方法
第7章 相関不等式
第8章 格子上のP(φ)νモデル
第9章 連続体上の(φ2N)2理論
第10章 ランダム ウォーク表示とその応用
補遺 対称性の自発的破れの数理 
第1章 数学的準備:*代数とGNS表現 
第2章 対称性の自発的破れ 


■書名:固体物理学 (物理学アドバンストシリーズ)
■出版社:日本評論社
■発刊日付:2023年3月30日発刊
■著者:寺崎 一郎 (著), 大塚 孝治 (編集), 佐野 雅己 (編集), & 1 その他
■本体価格:3,960円(本体3,600円+税)
■ISBN:978-4535789821
■内容:

固体物理学の概念を、電子の性質を中心に記述する。その知識をもとに、現代物理学の話題である、多様な物質の機能を説明する。

第I部 固体物理学の基礎
第1章 金属電子の古典論
第2章 量子力学の復習
第3章 結晶の電子状態
第4章 金属電子の量子論
第5章 半導体
第6章 格子振動

第II部 さまざまな物質の構造と機能
第7章 結晶と回折
第8章 強磁性体
第9章 超伝導体
第10章 トポロジカル物質


■書名:物理学(新装版)
■出版社:裳華房
■発刊日付:2023年3月7日発刊
■著者:小出 昭一郎 (著)
■本体価格:2,420円(本体2,200円+税)
■ISBN:978-4785322779
■内容:

理解可能なことだけ筋を通して述べ、盛り込む内容を思い切って精選した、基礎物理学の定番書として定評のあるベストセラー※・ロングセラーの教科書・参考書の新装版である。 ※三訂版のみで75万部超。
新装版では2色化を行い、図や重要語句を視覚的にわかりやすくすると共に、発展事項にはアイコンを表記するなどレイアウトを全面的に見直し、より読みやすく、メリハリのあるデザインにした。また、用語の不統一の修正なども行った。


■書名:物理数学(増補修訂版)
■出版社:裳華房
■発刊日付:2023年3月29日発刊
■著者:松下 貢 (著)
■本体価格:3,520円(本体3,200円+税)
■ISBN:978-4785322786
■内容:

数学的な厳密性にはあまりこだわらず、直観的にかつわかりやすく解説することを目的に書かれた、物理数学の定番書として定評のあるロングセラーの教科書・参考書の増補修訂版である。
増補修訂版では、本文全体にわたって表現をより正確かつ簡潔にする方向で修訂すると共に、新たに第11章として偏微分方程式を加え、その説明に第10章のフーリエ解析を十分使うことで、1次元拡散方程式と1次元波動方程式のつながりが非常にスムーズになるように工夫した。また、例第、問題やコラムなどの追加も行った。


■書名:明解 熱力学
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年3月25日発刊
■著者:糸井 千岳 (著), 糸井 充穂 (著), 鈴木 正 (著)
■本体価格:2,640円(本体2,400円+税)
■ISBN:978-4320036239
■内容:

平均的なレベルの理系大学生にあわせた「熱力学」の教科書であり、特に、熱力学第2法則をできる限りわかりやすく紹介している。具体的には、熱力学第2法則を、初学者にも馴染み易い内部エネルギーに基づき導入しており、熱の出入りを許す複合過程を考える前に、単純な断熱過程に対し熱力学第2法則が詳しく議論され、熱源の有無にわずらわされることなくエントロピーとその増大の法則が理解できるように書かれている。
また、始状態と操作から定まる可逆および不可逆過程の終状態を定量的に予測する多くの具体例や問題を入れ、深遠な原理の直感的な理解の助けとしている。さらに、希薄溶液、実在気体、液体-気体相転移に関する実際の問題への応用がバランスよく含まれ、熱力学の実用にも配慮されている。そして、読者の理解を深め、計算力を培うため、章末に演習問題およびその解答を入れている。


■書名:宇宙電磁流体力学の基礎 (宇宙物理学の基礎)
■出版社:‎日本評論社
■発刊日付:2023年3月14日発刊
■著者:柴田 一成 (著), 横山 央明 (著), 工藤 哲洋 (著)
■本体価格:4,180円(本体3,800円+税)
■ISBN:978-4535603417
■内容:

宇宙電磁流体力学は、プラズマと磁場の相互作用を記述する電磁流体力学で天体のダイナミクスを明らかにする。基礎から丁寧に紹介。

 

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